日本だけじゃない3秒ルール
「落とした食べ物は食べても安全!?3秒ルールは世界共通だった!!」
うっかり食べ物を落としてしまった…
なんて事は誰にでもあると思います。
それが大好きな物だったら諦めきれませんよね。
でももし、急いで3秒以内に拾えば…
まだ食べられる…!?
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★ 日本だけじゃない3秒ルール ★
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食べ物をどこに落としたかにもよりますが…
拾った食べ物が汚れていないように見える事も。
そういう場合は特に3秒ルールを適用したくなる。
フーフーッと息を吹きかけたりしてみて…
見た目がOKなら、そのまま食べちゃう。
子供の頃、そんな経験をした方も多いと思います。
確かに子供はよく食べ物を落としますからねえ。
かくいう私もその一人。
ビスケットやお煎餅の乾き物なら無条件で…
他の物でも汚れが落とせるなら食べてました。
いま思うと恐ろしいですよねえ。
自分の子供がそんな事しようものなら…
もう全力で止めますよ。
だって不潔ですもんね…
って言いつつ自分は食べてたワケですが(;´∀`)
ところで、この3秒ルール…
実は世界共通なんですね。
国によっては3秒ではなく5秒だったりしますが…
「急いで拾えば落とした物も食べられるやで」
という根本は同じなんです。
どこの国でも考える事は同じですなあ。
やっぱり食べ物は無駄にしたくないですからねえ。
かといって、ばい菌がついたら食中毒の危険もあるし…
そこで、世界中の科学者たちが…
このルールを検証してるんです…!?
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★世界中の研究者が実験した結果★
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今から十数年前のこと…
米イリノイ州の女子高生が3秒ルールをガチで研究。
学校中の様々な場所で実験を繰り返し…
「どこで何を落とすか」
という組み合わせで検証を重ねたんです。
その結果、判明したのは…
・3秒ルールは甘いお菓子に多く適用される
・男性より女性の方がこのルールを多く使う
・甘いお菓子は野菜より拾われる傾向にある
・落とした場所が不潔ならルールは適用されない
ということでした。
ちなみに、この研究は
イグ・ノーベル賞を受賞してます。
また、マンチェスター・メトロポリタン大学では…
・塩or砂糖を多く含むものは比較的安全
・水分が少ないビスケットは10秒でも安全
・茹でたパスタは3秒でも細菌に汚染される
と発表。
ただ、やっぱり落とす場所の方が問題だとのこと。
つまり、3秒だろうが5秒だろうが…
落とした場所が汚れてたらルールに意味は無いんです。
まあ、そりゃあそうですよねえ。
そういうケースは誰もルールを使わない。
でも、一見きれいに見える床の方が問題なんです。
落とした食べ物の見た目は変わりませんが…
時として凶悪な細菌が付着することもあるんです。
人の目ではそれが判断できないんですね。
自分で拾って食べるなら自己責任で済みますけどね。
でも、もし誰かが3秒ルールを適用して…
落とした食べ物を拾い食いするようなら止めるべきです。
Mottainaiとは思いますが…
その前に食べ物は落とさないよう注意しましょう。