ドタキャンされた食事の行方は・・
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★ドタキャンされた食事の行方は★
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これはちょっと前の出来事なんですが…
とあるイタリアンのお店のツィートが話題になりました。
「22時を過ぎても貸切予約のお客さんが来ない」
1組2組ぐらいならまだしも…
貸切ですからねえ。
それもなんと総勢40人様の予約だそうで…
料理の準備だけでも相当大変だったと思うんですよ。
予約した時間は19時半。
ツィートの時点で2時間半も過ぎてるんですね。
普通、そこまで送れるなら連絡があってもいいと思うけど…
それも一切ナシのつぶて。
このままでは料理が全部ダメになっちゃう…
そこでそのお店は…
「欲しい人はタッパー持参で来て欲しいやで」
とツィート。
なんと料理を無料配布するというんですよ。
それに対して3万件を超える反響があったんですね。
お店には料理を引き取る人が続々と訪れ…
23時には全ての料理が残さず配布されたんですね。
これは思うに…
タダだから貰いに来たんじゃないと思うんですよ。
「せっかくの料理をムダにしたくない」
そういったお店の気持ちに共感したからじゃないかなあ。
食べ物っていうのは他の生き物の命を頂くってこと。
だからムダにするのは、その命に失礼なんだよね。
ちなみに、私も出された料理は残さず食べるのがモットーです。
嫌いなものが出てきたら…
泣きながら食べます(;´∀`)
今回は40人分の料理がムダにならなくて良かったなあ。
で、何で予約したお客さんが来なかったかというと…!?
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★例え仮予約でも契約と同じこと★
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その予約は結婚式の2次会だったんですね。
新郎が電話で予約を取ったんですが…
その際、来店もナシ、前金もナシ。
もちろん、お店は確認の電話をしたんです。
でも…
新郎は“仮予約”のつもりだったんですね。
だもんで、当日は別の店を本予約してたんです。
そこにお店とお客さんで誤解があったワケです。
ただ、仮とはいえ、予約は予約。
後からその日に本予約が入らない限り、また…
そのままキャンセルが無ければ本予約になっちゃいます。
お客さんは“仮”ということで…
いつでも自由にキャンセル可能だと思ってたんでしょうね。
そう考える人も多んじゃないでしょうか。
でも、予約=契約なんですよね。
飲食店の場合は予約に応じて料理を作りますよね。
その準備として前日から当日にかけて食材を仕入れるワケです。
だもんで、急なキャンセルが入ると大量にロスが出る。
通常営業なら来てるお客さんに提供することもできるけど…
でも貸切だと、そうもいきませんよねえ。
今回のケースは電話のみの確認だったようで…
お客さんにもハッキリと伝わっていなかったのが原因とか。
ただ、幸いなことに後日お客さんと連絡が取れたそうです。
お互いに行き違いを謝罪し、料理の代金を頂けたとのこと。
以上、ちょっとイイ話でした。