どん兵衛は１０分待つと美味しくなる？！
どん兵衛は１０分待つと美味しくなる？！
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★どん兵衛のメーカーがおわび？★
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昨年１２月、どん兵衛の製造販売元…
日清食品がホームページにお詫びを掲載。
いったい何で謝罪してるのかというと…
「どん兵衛は１０分待った方が美味しい！！」
ということをメーカーが知らなかったからなんです。
確かにどん兵衛はお湯を入れて５分待つのがルール。
作り方にもしっかりと明記してありますよねえ。
ところが、あるタレントさんがＳＮＳで…
「１０分待った方が美味しいやで」
と発信。
それを聞いて試した人は、その美味しさにビックリ。
さらにその結果を発信したんですね。
そして、それを見た人が試してビックリ、また発信…
ということが繰り返されたワケです。
だもんで、１０分どん兵衛の情報は爆発的に助さん…
いや、角さん…もとい、拡散したんです。
私もこれを聞いて試してみたんですが…
噂にたがわぬ美味しさでした(；´∀｀)
麺が伸びてコシが無くなるかと思いきや…
そんなことも無く、モチモチ感が大幅アップ。
油揚げや麺は出汁を吸って一層おいしさを増してました。
アツアツが好きな方は粉末スープを後入れにして…
１０分後にお湯を入れ替えるんだそうです。
「世間の多様性を見抜けんくて反省するやで」
と謝罪文を公式サイトに掲載するに至ったワケです。
でもたった一人の発言がここまで大きくなるとは…
それには幾つかの理由があるんです…！！
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★ネット時代の口コミはＳＮＳで★
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１０分どん兵衛は、たった１人のユーザーから…
全国規模に広まったムーブメントです。
このキッカケになったタレントさん…
彼の行動がポイントの１つなんですね。
５分でいいところを１０分待つ…
そういった稀有な行動を取るユーザーは希少です。
彼が気付かなければこのブームは無かったかも。
そして彼がそのことをＳＮＳで発信…
これも大きなポイントです。
インターネットが普及する前は…
こういった情報は口コミで広まってたんですね。
口コミは“人対人”で情報が伝播します。
地域も特定され、他へ広がるまでには時間がかかる。
それがＳＮＳの時代になったことで…
瞬時に爆発的な速度で全国へ拡散するようになった。
また、１０分どん兵衛という内容もポイント。
誰でも手軽に試せて、すぐに結果が分かりますからねえ。
さらには…
「２０分待ってみたやで」
「他のカップ麺でも試すやで」
といったバリエーションも増えやすいんです。
で、そこに目を付けたのが販売元の日清食品。
公式サイトで“おわび”をした形ですけど…
これも一種のマーケティングだったんですね。
昨今、ＳＮＳの話題はネットニュースでも取り上げられます。
それが公式サイトへ飛び火した場合は、なおさらですよ。
実際にどん兵衛の売り上げは伸びているとのこと。
４０年続いた“５分待つ”という常識が崩壊したお陰ですね。
ＳＮＳに一本取られた形の日清食品ですが…
試合に負けて勝負に勝った、とも言えまね！
