「“これはこれで楽しめる” 声を失ったつんく♂のポジティブ人生が凄い！！」
「“これはこれで楽しめる”
声を失ったつんく♂のポジティブ人生が凄い！！」
急に声が出なくなるって、どんなだろう？
それも、声が仕事に直結してたら？
きっと今までとは違う人生になるんじゃないかなあ。
というワケで本日は…
歌手で音楽プロデューサーのつんく♂さんのお話です。
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★”声を失くす”ということの意味★
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つんく♂さんが声帯を失ったのは今から１年半前。
喉頭がんによるものだったんですね。
声帯が無くなれば、もちろん声が出なくなります。
これ、普通の人でも辛いことですよね。
ましてや歌手が声を失くすということは…
もう、いかばかりのものか想像もできません。
それこそ筆舌に尽くし難いことだと思います。
そんなつんく♂さんが、先日ＴＶに出演…
胸中をパソコンを使った筆談で吐露したんです。
「今までと違う人生、これはこれで楽しめる」
おお！
何というポジティブシンキング！
もし自分だったらと思うと…
“楽しめる”なんて言葉は出ないですよう。
これまでは声を使ってコミュニケーションをしてきたけど…
それが出来なくなったワケですよねえ。
だもんで、何かを人に伝えるのが凄く難しくなった。
つんく♂さんもそこに多大なエネルギーを費やしてるとか。
ただ、そこから見えてくることも多いんだそうです。
普通が普通でなくなったからこそ分かることが増えた、と。
彼はそこにやりがいを見出したとも言ってます。
母校の入学式でメッセージを伝えた際は自分の事を…
「声を失くして歩き始めたばかりの１回生」
と語ってるんですね。
ともすれば後ろ向きになってもおかしくない状況で…
きちんと問題に向き合って前へ前へと進む。
なかなか出来ることじゃないですよね。
その態度はぜひ見習いたいと思います。
でも、つんく♂さん…
最初はやっぱりかなり落ち込んだそうなんですね。
じゃあ、どうやってそれを克服したのかというと…！？
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★ 二人で支え合ってこその夫婦 ★
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声帯を摘出することで失うのは声だけじゃないんですね。
喉の構造そのものが変わっちゃうワケで…
食べ物を飲み込む際にも影響が出るんです。
つんく♂さんの場合…
ゴマつぶほどのものでも喉に引っ掛かるようになり…
そのせいで鼻から水分が逆流することもあったとか。
だもんで、食べる事が面倒になっちゃったんですね。
でも食べなければ体は維持できませんよねえ。
気持ちだって落ち込んで来ます。
つんく♂さんはどんどん痩せていったんですね。
そんな中、母校から入学式のスピーチ依頼が来たんです。
本来なら後輩の門出にエールを送る役目ですよね。
でももし、やつれ果てたつんく♂先輩が壇上に登場したら？
「エールどころか、逆に心配されるやで」
そう言って励ましたのがつんく♂さんの奥さん。
その言葉に心を打たれた彼は食事を摂るようになったんです。
そして母校でのスピーチを無事こなしたんですね。
つんく♂さんは、奥さんがいたから前向きになれたと語ってます。
がんが判明した日から治療法の猛勉強を始めたり…
忙しい合間を縫って看病をしたり…
つんく♂さんが食べやすいよう料理を工夫したり…
それこそ献身的に夫を支えてきたんですね。
多分つんく♂さん一人では乗り切れなかったと思うんです。
奥さんによって生き方を変えることが出来た…
そう言っても過言ではないでしょうねえ。
奥さんもそれまでは引っ込み思案で恥ずかしがり屋だったとか…
なるほど、夫婦がお互いに大きく影響してたんですねえ。
本当に素敵なご夫婦だと思います。
