渡辺美優紀卒業のNMB48で注目は市川と岸野
渡辺美優紀卒業のNMB48で注目は市川と岸野
2016/4/2000:08 ドワンゴジェイピー news
確かに渡辺の卒業はNMB48にとって痛手であることは間違い無い。
2月22日にチームNがZepp Sapporoで初日を迎え、各チームが2地区(4公演)で公演を行い、3月31日には全チームが集まりZepp Nambaで千秋楽公演を迎え、合計15公演が行われた。
NMB48のコンサートでは、スタート前の時間を使い前座としてメンバーが様々な企画で参加することが恒例として行われている。
今ツアーでもその前座コーナーは健在で、チームMでは中野麗来が独演会をやったり 植村梓がももいろクローバーZやモーニング娘、など他のアイドル楽曲をメインにDJするなど、他のAKB48グループでは考えられない企画が行われた。
その前座で、注目を集めたのがチームBⅡの市川美織である。
市川といえば「フレッシュレモンになりたいの~」でお馴染み、AKB48にいた頃から突出したキャラで注目を浴びていたが、ステージではそのキャラを活かせないで埋もれてしまうことも多かった。
その市川が、チームBⅡの公演前に前座として登場したのだが、何とひとりでラジオ番組をモチーフにしたトークショーを行ったのだ。
フリートークを主体に、ファンやメンバーからの質問を受けたり、ファンとの掛け合いなどをして会場を盛り上げていった。
トークでもMCの進行を行ったり、時にはメンバーが突っ込みやすいボケをして笑いを取ったりとAKB48時代のフワフワした天然キャラのイメージではなく、面白くて頼れるお姉さんとして、NMB48の中心メンバーへと成長した姿を見せた。
そんな市川といえば、お笑いが大好きで、常にお笑い番組をチェックするなど勉強熱心なところもあり、お笑いの本場でもある大阪でその才能も開花させている。
今ではNMB48になくてはならない存在にまでになった。
岸野はNMB48ではダントツのトークスキルを持ち、MCを任されることが多いメンバーだ。
肩幅が広いことが岸野の特徴であり、女の子にとってはマイナス要素になりかねないことを自らネタにして、「誰が肩幅やねん」と自虐ネタを披露することも定番。
このように恥ずかしいことや嫌なことも何でもプラスにして、トークを盛り上げる流れを作れる貴重なメンバーだ。
今回のライブハウスツアーでも岸野のトーク力は健在で、コンサート全体を引っ張る肝となったと言える。
その抜けた大きな穴を埋めたのが岸野だと言える。
そしてその門脇はチームBⅡに所属していて、市川と同じチームだった。
さらに3月31日をもって卒業した梅田彩佳もチームBⅡの所属。
主力メンバーが一気に抜けて大きな穴が空いてしまったが、その穴をしっかり埋めたのが前述した市川だ。
今では市川が中心になってチームを引っ張っている印象を受ける。
AKB48時代では考えられないことかもしれないが、NMB48に加入してからの市川の成長は本当にすごい。
縁の下の力持ちのような存在になりつつある市川と岸野という2人の存在が、今後のNMB48の力になり、渡辺という大きな存在を失っても、これまで以上にNMB48は上へ向かっていくことだろう。今後もこの2人は注目の存在となりそうだ。
(ブレーメン大島)
写真(C)NMB48
引用元Yahoo! ニュース