hPaは小さいほど台風が強い？

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★hPaは小さいほど台風が強い？★
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台風の気圧を表す単位が…

“ヘクトパスカル”。

略称は“ｈＰａ”。

四半世紀ほど前までは

“ミリバール”

って呼んでたんですね。

１hPaは１㎡に100kgの荷重の意味。

今回の台風７号は…

９９０ヘクトパスカル。

ってことは約100ｔの荷重。

でも待てよ？

ヘクトパスカルが小さい方が…

台風が強いんじゃなかったっけ？

はい、そうなんですね。

ヘクトパスカルが小さい…

つまり気圧が低いということ。

空気は気圧が高い方から…

低い方へと流れるんです。

そこでhPaが低ければ低いほど…

空気の流れは激しくなるんです。

なるほどなるほど。

９９０ヘクトパスカルの台風は…

まあ平均的な台風です。

平均的って言ってもご用心ご用心。

それでも暴風雨はかなりのもの。

侮ってはいけません。

さらにヘクトパスカルは…

その数字を減らすこともあるんです。

９８０は数年に１度の暴風雨…

９７０だとかなりヤバい台風。

９６０まで行くと風速４０ｍ！

おお怖い怖い。

でもこのヘクトパスカル…

台風の強さの単位じゃないんです！？

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★気圧差が大きければ風速も強い★
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気象庁では台風の強さを…

“直径（大きさ）”

“風速”

この２つで表すんですね。

この数値が小さければ…

台風は小型とみなされるんです。

いくらhPaが低くても、です。

確かにhPaが低ければ…

その台風は強い傾向にある。

でも一概には言えないんですね。

台風の風速の強さは…

気圧差がポイントだからです。

1000hPa時で990hPaの台風と…

1013hPa時で1000hPaの台風。

この場合、後者の方が強いんです。

なぜなら気圧差が大きいから。

その気圧差こそが…

風速の強さに直結するんです。

ちなみに1013hPaというのは…

通常の気圧です。

まあでもざっくり言えば

hPaが低い＝強い台風

と思ってもらってＯＫ。

日本では910hPa以下の台風は…

まだ上陸したことがないんです。

しかし海外では900とかそれ以下の…

猛烈な台風も発生してるんです。

今回の７号は990hPaですが…

甘く見てはいけません。

しっかりと準備をしてください。

でも台風が来ると…

なんかワクワクしますよねえ。

不思議ですよねえ(；´∀｀)