馬子にも衣装ならぬ、馬にも衣装!!
「イギリスの祭典で“馬にも衣装”が実現!?他にも鎧兜で完全武装した動物が!!」
日本には“馬子にも衣装”なんてコトワザがありますが…
英語では“仕立て屋が人を作る”とも言いますな。
これはどちらも…
「ダメな人でも立派な服を着れば立派に見える」
という意味ですね。
この日英2つのコトワザをミックスしたら…
何と、とんでもないことが起きたんです!!
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★世界で初めての三つ揃えスーツ★
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イギリス、グロスタシャー州のとある競馬場では…
毎年3月にフェスティバルが開催されるんですね。
そのお祭りを祝うために、ある大手ブックメーカーは…
ハリスツイードのスーツを新調したんです。
え? どこが“とんでもない”って?
よくある普通の話に聞こえる?
いえ、いえいえ。
フェスティバルでスーツを着こなしたのは…
なんと
馬
だったんです!!
何言ってるか分からない?
うん、だいじょうぶ。
自分も自分で何言ってるかよく分からないから。
じゃあ馬の雄姿をちょっと見てみようか。
うわあ…
なんか凄い違和感…
ホントに馬が3ピース(三つ揃え)のスーツ着てますよ。
これ、世界で初めての馬用のスーツなんだそうです。
って、当たり前ですよね。
今まで、そんな馬鹿なこと誰もしませんでしたから・・
デザイナーはアレキサンダー・マックイーンの弟子だとか…
製作にはお針子さんたちが4週間もかけたとか…
使用した生地は実に18m、人用スーツの10着分だとか…
スーツ馬に乗るのはサーの称号を持つ騎手だとか…
いやもう、何から何まで馬鹿げてますなあ。
ちなみに…
モデル馬のモレステッド君は実に協力的だったんですね。
彼は採寸中もおとなしく、デザイナーも楽しく仕事できたとか。
まあ、かつて馬は戦場で鎧を着てましたからね。
スーツを着るのもやぶさかでは無かった…
のかも?
そういえば犬や猫も服を着てたりしますけど…
なんと犬猫用の鎧が存在するんです…!?
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★勇ましくも愛らしい動物の鎧姿★
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犬も猫も戦場で戦うってことは無いと思うけど…
なぜか鎧が存在するんですね。
こちらは犬用の鎧。
動きやすさを主眼にスタイリッシュなデザインで…
って、ガチなやつじゃないですか、これ!!
しかも強そうだし。
いやもう、戦場にいてもおかしくない出来栄えです。
我が家の愛犬にも着せてみたいぞ!
これはコスプレ用だそうです。
ハロウィーンで仮装するのに製作されたものだとか…
なるほど、いかにもRPGな感じの鎧ですねえ。
ちょっと走っただけで壊れそうな感じもしますが…
コスプレ用とのことなので、それはそれ。
お次は猫用の鎧。
いわゆるスケイルメール…ウロコの鎧ってやつですねえ。
革製ですけどトゲトゲしてて攻撃力↑↑↑。
こんなカッコで甘えてきたら飼い主は大変ですな。
でも猫って、こういうのは嫌がるはずなのに?
と思ったら…
これを作った人は製作段階から鎧に慣れさせたんだとか。
匂いをかがせたり触らせたり…
だもんで、喜んで鎧を着るようになったんですね。
でも、動物用の鎧はこれだけじゃ無いんです。
ハムスターやリスの鎧もあったんですね。
げっ歯類を戦わせて何がしたいんだか…
って、その前に戦いになるのか、これ?
でも確かに見る人をほっこりさせますよねえ。
あ、なるほど…
そうやって戦意を喪失させる戦法なのか。
戦わずして勝つ、戦の極意ですなあ。