takeruhonor daily

雑学ニュースや、話題のニュースなど独断と偏見で語るblog です。

AKB48はホラー界でも一大勢力 dmenu映画 5月22日 15時0分配信

AKB48はホラー界でも一大勢力
dmenu映画 5月22日 15時0分配信

歌手にドラマにバラエティにと各界で活躍しているAKB48グループのメンバーたちですが、もっとも勢いを見せているジャンルのひとつがホラー映画です。

今年4月に公開された板野友美主演の『のぞきめ』をはじめ、AKB48グループの現役メンバーや卒業生が主演した作品にはこんなものがあります。



『のぞきめ』(2016年4月2日公開)
テレビ局で働く彩乃(板野友美)は怪死事件について取材するうちに、目が合った人間を死に追いやる怪異“のぞきめ”の悲劇に巻き込まれていく。 

AKB48卒業後はアーティストとして活動しており、それほど演技のイメージはなかった板野ですが、本作で初主演。新曲「HIDE & SEEK」が主題歌にもなっています。



クロユリ団地』(2013年5月公開)
明日香(前田敦子)は家族と一緒に引っ越してきた“クロユリ団地”で怪現象に見舞われる。かつて団地で起こった事件、そして公園で出会った謎の少年の正体とは? 追い詰められていくヒロインを前田が熱演。興行収入10億円を超えるヒットを記録しました。



『劇場霊』(2015年11月公開)
若手女優の沙羅(島崎遥香)が出演することになった舞台『鮮血の呼び声』で関係者の間に事件が続く。

舞台上に置かれた人形の様子が何かおかしい――。 いつでもマイペースな“塩対応キャラ”であるAKB48島崎遥香が怯える! 叫ぶ! 恐ろしいストーリーもですが、「ぱるるってこんな表情できたんだ……」という驚きも得られる作品!?



『伝染歌』(2007年8月公開)
親友である香奈(前田敦子)の自殺をきっかけに、あんず(大島優子)は歌うと死ぬといわれる“伝染歌”について調査を進めていく。 

前田と大島に加えて、小嶋陽菜河西智美峯岸みなみ秋元才加……と往年の人気メンバーが多数出演。「AKB48でホラーといえばこれ!」と言っていいくらいの作品です。

やはり現在女優として活躍する前田、大島、秋元たちの演技力は飛び抜けている?



『縁切り村~デッド・エンド・サバイバル~』(2011年10月公開)
グルメ番組の撮影のため山奥の村にある“縁切り神社”を訪れたTVクルーが、村の陰謀に巻き込まれていく。 NMB48藤江れいなが初主演。

アイドルがホラー主演と聞くと、怯えるヒロインを演じるのだろうと思うでしょうが、なんと怨霊役を演じています。セーラー服にモンペ姿で村人を祟りまくるという現役アイドルのレアな演技が見られます。



作り手とアイドル側の希望が合致?
他にもAKB48グループのメンバーが主演するホラー映画には、AKB48入山杏奈の『青鬼』にAKB48SNH48鈴木まりやの『こっくりさん 劇場版』と『2ちゃんねるの呪い 新劇場版・本危』、またAKB48菊地あやかの『隙間女』、AKB48野中美郷の『ひとりかくれんぼ』……などさまざまな作品があります。

こうやって並べてみて気づくのが、グループの中でも一般知名度がそれほど高くなかったり、もしくは演技経験がそれほどないメンバーもホラーでは主演していることです。

そんなフレッシュなキャスティングが実現する理由のひとつに「恐怖の演技は比較的やりやすい」ということが挙げられます。

もちろんクオリティを追求していくと奥が深いものではありますが、とりあえず「目を見開く」「荒く息をする」の2点を守りさえすれば、登場人物が恐怖しているということを伝えることができます。

またホラーとは少々ニッチなジャンルではありますが、アイドルを主演に抜擢すれば、ファンの集客が見込めます。

「ニッチなジャンルでもお客さんを呼びたい」という制作陣の希望と、「今後演技の道も視野に入れていきたい、演技に挑戦してみたい」というアイドル側の希望、そして「役作りが比較的やりやすい」というホラーというジャンルの特徴が合致し、AKB48グループメンバーの主演ホラーが続々と生まれる状況となったのでしょう。

なお昨年10月~今年3月にはテレビ朝日で、グループのメンバーがひとりずつ主演を担当するホラードラマ「AKBホラーナイト アドレナリンの夜」が放送されました。

もはや日本のホラーを語るうえで、AKB48グループは外せない存在になりつつあるのかも……。



(文/原田美紗@HEW)

引用元Yahoo! ニュース