takeruhonor daily

雑学ニュースや、話題のニュースなど独断と偏見で語るblog です。

お金が消える人は「長財布」という結果から入るが お金が増える人は「なぜか」という原因から入る

 


お金持ちは長財布を使っている。
一時、そんな話題が流行しましたが、
聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。


「お札を大切にすれば、お札がいい気分になって、
でていきたがらなくなる」
というオカルトめいた話はさておき、
「お金の扱いが丁寧なら、お金が集まりやすい」
というストーリーには、「なるほど」と感じさせるものがあります。


けれどもここで、
「どうもお金が増えるらしいから、
今の二つ折り財布も古くなったことだし、
長財布に買い替えようか」
と思った人は、お金が消える人です。


なぜかというと、ある主張や理論に対して、
その本質を考えようとしないからです。


実際、「長財布」と「お金持ち」の間には、論理の飛躍というか、
かなり距離があるように感じないでしょうか。
長財布に替えた途端にお金が増えるとしたら、
世の中はお金持ちだらけになります。
しかし現実はそうではありません。


専門家の言うことだから、正しい。
本屋テレビで言っていることだから、正しい。
「そういうものだ」と断定されると、
なんとなく納得してしまいます。
お金が消える人は、こんなふうに主張の本質を考えることなく、
鵜呑みにしてしまうのです。


お金が増える人は、
「要するに、それはどういうことか?
自分は何をすべきか?」を考えます。
つまり「その理論の背景にある本質」に思考を巡らせます。


そこで、以下の二点を考える習慣を持つことを提案いたします。


一つは、「それが言わんとしていることの本質は何か」。
お金持ち=長財布論でいえば、
重要なのは金銭管理の習慣化であって、
お金を物理的に丁寧に扱うことではないでしょう。
これについては時効でくわしく述べます。


もう一つは、「裏づけとなる根拠は合理的か」。


お金持ちや高額所得者が長財布を持っているのは事実です。
確かに長財布だと、お札を折らずに収納できます。
カードやポイントカード類も整理されます。
しかし現実には、
二つ折りの財布を持っているお金持ちもいますし、
そもそも財布すら持たないお金持ちもいます。


最近は多くのものが電子マネーで支払えるため、
スマホだけで済ませる人や、
クレジットカードと電子マネーカードを入れたカードケースだけを
持ち歩く人も増えました。


実は私も後者派で、
現在はカードケースのみで財布を持っていません。
買い物はほぼネット通販で済ませるため、
現金を持ち歩く必要がないのです。
カード決済ならポイントもたまります。


そうやって、なんとなく納得するのではなく、
根拠まで突き詰める。
わからなければネットで検索すればいいのです。
異論反論含めて、
さまざまな意見や事例が出てくるはずです。


そしてそれらを複合的に考察し、
自分なりに合理性を認めたときに初めて、
その主張や理論を受け入れます。


お金が増える人は、
そうやって真に腹に落ち、
納得したことだけを取り入れます。
だから行動に迷いがないし、
その取り組みも真剣になれます。


それで長財布がいいと思えば買い替えるし、
でなければ今の財布を使い続ければいいだけです。


そうした姿勢の有無は、
日常の買い物だけでなく仕事にも影響するはずです。
それも稼ぎ力の差に通じるのではないでしょうか。


お金が増える人は、「そういうものだ」に納得しないのです。