takeruhonor daily

雑学ニュースや、話題のニュースなど独断と偏見で語るblog です。

フロントエンドとバックエンド

さて、タイトルの
【フロントエンドとバックエンド】という言葉、
ご存知でしょうか?


ビジネスの世界ではよく使われる言葉なので
ご存知の方もいるかもしれませんが


この世界に入ったばかりの頃は
知らなかったので、
きっと知らない人もいるはず・・・・と思って書いてます。


・・と、心配しても仕方がないので、続けます。

 

フロントエンドとバックエンドは、
そのまま訳すと
【一番前】と【一番後ろ】になります。

 

これをビジネスに当てはめて考えると、

 

フロントエンドと言うのは、
お客様に「最初に見せる商品」になり、

バックエンドとは、
「フロントエンドを手にした人に対して、さらに売り込みをかける商品」
となります。

 


よくある例が、化粧品のサンプルとか、
スーパーの試食コーナーとかですね。

まず、無料で使ってもらったり、
食べてもらったりして、
気に入ったら買ってね、というヤツです。

 


この場合、無料で配るサンプルや
試食用の商品がフロントエンドですが、

無料であっても当然、経費が掛かっています。
だから、その時点では会社は赤字。

 


だけど、そのサンプルや試食品を
試したお客様のうちの一定数が

気に入って本製品(バックエンド)を購入してくれれば、
それで元が取れるからこそ、やっているんです。

 

まずは、試して頂いて、興味を持ってもらわないと
何も始まりませんからね。

 

近所のパソコン教室でも、
無料体験授業というのをやってました。

これもフロントエンドです。

そこから、授業を気に入って本入会してもらえたら、
バックエンド成立です。


この場合のフロントエンドも、
無料で教室の1ブースを提供し
スタッフが対応するので、
人件費などの経費が掛かっています。

1ブース、1パソコンを無料で提供している間、
そのブースには他の生徒さん
(お金を払って通ってくださっている)は座れません。
つまり損をしています。

 


無料体験ばっかり受けていて、
そこから入会が全くなければ、
損ばかりしている事になります。

 

だから会社はバックエンドの成約率を
とっても気にします。

 


パソコン教室なら、無料体験の件数に対して
入会獲得が何件あったか。
結構えげつなく追及されます(-_-;)

 

そして、無料体験に来られた方の
対応をするスタッフには、
【入会獲得必達!!】という
重い十字架がのしかかるわけです。

 

あ・・・話がそれました。

 


つまり、最初に無料あるいは安価で提供する
商品やサービスがフロントエンド、


その後で販売する正規の商品やサービス、
あるいはさらに高価な商品やサービスが
バックエンドになるわけです。


あ、そういえば、アマゾンなんかで、
本の内容をちょっとだけ
読めたりするのがありますよね。
あれも、ある意味フロントエンドですね。

 

無料でちょびっとだけ見てもらって、
もっと読みたい!と思って
購入してもらう。


あとは、エステなんかで初回限定で
格安で施術を受けられるというのも、そうですね。

 

脱毛サロンの初回割引に行って、
結局、15万円の前進脱毛コースに契約してしまう、というアレですね。


と、こんな感じで世の中には
フロントエンドとバックエンドが
山ほど存在しています。


ネットビジネスの世界にも、それは沢山あります。

 

一番わかりやすいのが、
【無料オファー】とか【無料オプトイン】
とか言われるものですね。

 


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とかいう言葉に興味を持ってメールアドレスを登録すると
その後、メルマガが流れてきて最後は
高額の塾などのオファーが来るという、あれです。


こんな風に書くとバックエンドって悪なのね、
みたいな感じになってしまいますが、


そのバックエンドがちゃんと
価格相応の価値を提供しているのなら
それはまっとうなビジネスだと言えます。


けれど、
ネットの世界だと、
何かと誇大広告で煽る手法が多くて
知識が無いとうっかり散財、
という事になったりもしますね。

困ったもんです。
真面目にやっている人間からしたら、
迷惑な話です"(-""-)"


そんなわけで、今回は、
【フロントエンドとバックエンド】のお話でした。


これから生活の中で、
フロントエンド、バックエンドに
目を向ける癖をつけて見てください。

沢山ありますよ~~~♪♪